企業との連携を通して、企業の営利活動を疑似的に体験することで、発想力・創造力・協調性・決断力を養う
企業連携(株式会社浜屋)を行い、校内の生徒・教員や周辺地域への企業に関する広報活動及び不要な資源の回収を行い、連携企業の利益に貢献する。また、資源回収レポート作成・配布によって連携企業の企業理念などを校内外に発信する。
プロジェクトは、株式会社浜屋の方を迎えてのオリエンテーションから始まりました。
浜屋が大切にしている理念は、「もったいないを広めよう」。
その循環をビジネスとして成立させている企業の考え方に、生徒たちは強い関心を寄せていました。
生徒たちは、“学ぶ側”から“企業の一員”の視点へと切り替え、ビジネス探究の一歩を踏み出しました。
プロジェクトを通しての目標金額は120,000円に設定しました。果たして目標達成できるくらい資源を回収することはできるのでしょうか・・・


次に取り組んだのは、広報活動の企画。グループごとに目標を設定し、ポスターやチラシ、短い動画などの広報資材を制作しました。
校内の生徒や教員だけでなく、他校や地域の人たちにも届けることを想定し、「どんな言葉なら伝わるか」「どんな見せ方なら興味をもってもらえるか」を議論。
広報資材はコンペ形式で共有され、校外向けのものを選出・改善していきました。


プロジェクトの途中には、海外バイヤーとのオンライン交流も実施。
回収された資源が、国内だけでなく海外へと流通していくことを知り、自分たちの活動が社会や世界とつながっていることを実感しました。
また、瀬戸内高校や地域施設への周知など、活動のフィールドは学校の外へと広がっていきました。


10月には、校内・校外での資源回収活動を実施。
当日は浜屋の方々にも同行いただき、生徒たちは現場に立ちました。
回収した資源はすべて記録し、その結果をもとに広報方法や回収方針を見直すなど、改善にも挑戦。予想と結果の違いに向き合いながら、ビジネスの難しさと面白さを体感する時間となりました。


活動はさらに地域へと広がります。
神社を巡って資源回収のお願いをするなど、人と人とのつながりを大切にしながら、丁寧に活動を重ねました。
ここでも、生徒一人ひとりの言葉や姿勢が問われました。


活動の最終段階では、回収した品物の種類や量、活動の進め方、工夫した点などを振り返り、活動報告のプレゼンテーションを作成しました。
回収された資源がどのように解体・加工され、再び役立つものとして生まれ変わるのかを知り、企業の思いとあわせて学ぶことで、「捨てない選択」が社会を支えていることを実感しました。
集めた資源は浜屋に査定をしていただき、最終的な査定金額は 79,173円 となりました。
目標金額には届きませんでしたが、ビジネスの世界におけるお金の重みや現実を学ぶ貴重な経験となりました。
「使わなくなったものを持つ人」と「資源を必要としている企業」を生徒自身がつなぐことで、新たな価値を生み出せる可能性があると、このプロジェクトを通して実感することができました。





連携企業の事業内容に関する広報活動
株式会社浜屋